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出産・子育て

妊娠9ヶ月(32週・33週・34週・35週)の妊婦と胎児の様子と過ごし方

投稿日:2016.07.08 更新日:

妊娠9ヶ月とは妊娠32週から35週までの28日間を指し、妊娠後期に当たります。お腹もさらに大きくなって、腰痛などの症状も出てきます。また胎児が大きくなったことで、胎動が少なくなるなどの変化を感じる方もいるようです。

妊娠32週:妊娠高血圧症候群に気をつけよう

妊婦

胎児の大きさ・体重

妊娠32週目の胎児は体長は約43cm~44cm、体重は1,400g~2,100gくらいです。

胎児の状態

羊水の量がピークを迎え、胎児の成長につれて減っていきます。
体長、体重も一気に増えていき、皮下脂肪も蓄えられ、体全体が丸みを帯び、全体的に赤く透明だった身体がピンクがたった半透明になっていきます。

妊婦の様子・注意点

この頃注意したいのが、妊娠高血圧症候群です。
妊娠高血圧症候群にかかると、頭痛やめまい、倦怠感などの症状が出たり、むくみがひどくなったりします。
そしで、妊婦さんには子癇や脳出血、赤ちゃんには発育不全や常位胎盤早期剥離など母子ともに様々なリスクがあります。
おかしいなと思ったら早めに病院に相談してください。

妊娠高血圧症候群の原因ははっきりとわかっておらず、効果のある予防法は確立されていません。
規則正しい生活をして、栄養バランス良くして、適度な運動、十分な睡眠をとるといいようです。また、早期発見で重症化するのを防ぐこともできるので、健診をきちんと受けるようにしましょう。

妊娠33週:シムスの体位でゆったり過ごす

妊婦

胎児の大きさ・体重

妊娠33週目の胎児は体長は約44cm~45cm、体重は1,600g~2,300gくらいです。

胎児の状態

胎児はほぼ新生児と同じような容姿になっており、仮に、今生まれてきても外の環境に適応できるほどに成長しています。
この頃の胎児は羊水に浮かんでいるというよりも、羊水に浸かりながら子宮の壁に寄りかかっているような状態です。

妊婦の様子・注意点

妊娠33週目の妊婦さんは、子宮が大きくなっているので、長時間同じ姿勢でいるのがつらくなっているかもしれません。
抱き枕などをうまく使って楽な体勢(シムスの体位)を取るようにしましょう。
また、この時期には出産などの不安から怖い夢を見る妊婦さんも多いようです。
睡眠の質を改善するために入浴やウォーキングで身体を温めるのがいいようです。

■シムスの体位
左側を下にして横向きに寝、上になった足を軽く曲げる体位

妊娠34週:骨盤の痛みを感じやすくなるかも

ベビー

胎児の大きさ・体重

妊娠34週目の胎児は体長は約45cm~46cm、体重は1,800g~2,500gくらいです。

胎児の状態

脳神経の発達で感情が芽生えると同時に顔の筋肉が細かく動くようになることで、外からの刺激に反応して表情を表すことができるようになります。聴覚も発達するので、話しかけると手足の動きで反応することもあるかもしれません。
心拍や呼吸の働きも安定してきて、髪の毛も生えてき、肌もピンク色で弾力があるので、新生児のようになっています。

妊婦の様子・注意点

出産が近づくと、分娩時に胎児の頭がスムーズに骨盤を通れるように、ホルモンの作用で恥骨が緩んできます。
そのため。骨盤の痛みを感じやすくなるので、痛みがひどい場合はお医者さんに相談してみてください。

妊娠35週:身体の痛みや体調が優れないことあり

ベビー

胎児の大きさ・体重

妊娠35週目の胎児は体長は約45cm~46cm、体重は1,950g~2,700gくらいです。

胎児の状態

胎児の発育の最終段階に入っていきます。
ようやく肺も完全に成熟し、肺呼吸ができるようになります。
体重の個体差が出てくる時期でもあります。標準と比べて少し小さかったり、少し大きかったりしても、異常がない場合は気にしなくても大丈夫です。

妊婦の様子・注意点

妊娠35週目は身体の痛みや体調が優れないこともあり、少しストレスがたまりやすい時期です。
また、この時期に出産時の出血に備えて血液は増産されます。しかし赤血球の量は増えず、相対的に血液が薄まり、さらに増えた血液が子宮に集まることで、貧血などの症状が出る場合があります。ゆっくり休むようにしましょう。

まとめ

妊娠9ヶ月の妊婦と胎児の様子と過ごし方は、いかがでしたでしょうか。

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