前任者が作成した毎月のページビュー数を月の日数で割っているエクセルがあったのですが、「月の日数」部分が手打ちでされていることに後々になって気づき、これは問題だとなったので、自動で日数を表示される方法を調べてみたら、結構簡単にできたのでご紹介しておきます。
まず結論
こういうのは関数だけ知りたい人も多いのでまずは結論から書いておきます。
A列に「セルの書式」を日付とした月の列を作り(シリアル値の形であれば大丈夫なはず)、下の関数を入れると各月が何日あるかを表示することができます。
=DAY(EOMONTH( A1, 0 ))
関数等の解説
EOMONTH(開始日,月)
エクセルの関数の一つである「EOMONTH」は開始日のシリアル値を基準にして、指定された月末の日付を求めることができます。
DAY(シリアル値)
エクセルの関数の一つである「DAY」はシリアル値を日付に変更することができます。
エクセルで各月の日数を表示させる方法
- 月の一覧を作る(シリアル値)
- 月末の日付を求める
- シリアル値を日付に変換
月の一覧を作る
まず、A列にベースとなる各月の部分を作ります。
セルの書式設定を日付の「2012年3月」のタイプに設定します。
このとき、「連続データ(月単位)」ですると簡単です。
月末の日付を求めて日付形式に変換
A列で表示されている月の最終日を表示する関数+それを日付の形式とする関数で表示させます。
=DAY(EOMONTH( A1, 0 ))
まとめ
エクセルで各月の日数を表示させる方法、いかがでしたでしょうか。
やってみると結構簡単ですね。意外と使いみちはあるかと思うのでぜひご活用ください。