総合・地域周産期母子医療センターとは?MFICU・NICUとは?
2016年6月20日

リスクの高い妊娠など、周産期(出産前後の期間)における高度な医療を行うことの施設等の説明。
総合周産期母子医療センターとは?
MFICUを6床以上、NICUを9床以上を有し、相当規模の母体・胎児集中治療管理室を含む産科病棟及び新生児集中治療管理室を含む新生児病棟を備え、常時の母体及び新生児搬送受入体制を有し、合併症妊娠、重症妊娠中毒症、切迫早産、胎児異常等母体又は胎児におけるリスクの高い妊娠に対する医療及び高度な新生児医療等の周産期医療を行うことができる医療施設をいいます。
地域周産期母子医療センターとは?
総合周産期母子医療センターに準ずる産科及び小児科等を備え、周産期に係る比較的高度な医療行為を行うことができる医療施設が「地域周産期母子医療センター」と呼ばれ、総合周産期母子医療センターを補助する施設になります。
MFICUとは?
Maternal-Fetal Intensive Care Unit(母体胎児集中治療室)の略で、重症妊娠高血圧症候群や前置胎盤(ぜんちたいばん)、妊娠週数の早い切迫早産、重い胎児のトラブルなどリスクの高い妊婦や胎児に対応するための設備。24時間態勢で治療に当たり、必要に応じた治療や処置が行われます。主に各地の周産期母子医療センターなどに併設されています。 PICU(周産期集中治療室)と呼ばれる場合もあります。
NICUとは?
Neonatal Intensive Care Unit(新生児特定集中治療室)の略で、低出生体重児(未熟児)や、先天性の病気を持った重症新生児に対し、呼吸や循環機能の管理といった専門医療を24時間体制で提供ための設備です。。
まとめ
全国の総合・地域周産期母子医療センター(MFICU・NICU)一覧は下記をご覧ください。